時効完成後の債務の承認(最大判S41.4.20)

時効完成後の債務の承認とは ①債務が消滅時効によって消滅した後②債務者が時効が完成したことを知らずに③債務の存在を認めることをいいます。例えば、BがAから借金をしている場合、時効期間が経過して債務が消滅したにもかかわらず […]

無権代理人責任と表見代理要件の両立(最判昭62.7.7)

1 問題の所在 ⇒ 無権代理人が本人の代理権の存在を信じさせた場合、表見代理(109条・110条・112条類推)が成立するのか、それが成立しない場合に無権代理人が117条1項責任を負うのか?2 表見代理成立の要件 ⇒ 本 […]

表見代理の109条・110条の重畳適用(最判S45.7.28)

甲が、その所有の不動産を乙に売り渡し、乙の代理人丙を介して白紙委任状、名宛人白地の売渡証書など登記関係書類を交付したところ、右不動産の所有権を取得した乙から、これを丁所有の不動産と交換することを委任されて右各書類の交付を […]

代理人の権限濫用と民法第93条(最判S42.4.20)

代理人が自己または第三者の利益をはかるため権限内の行為をしたときは、相手方が代理人の意図を知りまたは知りうべきであつた場合にかぎり、 第九三条但書の意思表示は、表意者がその真意ではないことを知ってしたときであっても、その […]

詐欺取消における善意の第三者の登記の必要性(最判S49.9.26)

 Aを欺罔してその農地を買い受けたBが、農地法五条の許可を条件とする所有権移転仮登記を得たうえ、右売買契約上の権利を善意のCに譲渡して右仮登記移転の附記登記をした場合には、Cは民法九六条三項にいう第三者にあたる。 具体的 […]

民法94条2項・110条の類推適用(最判H18.2.23)

 不動産の所有者であるXから当該不動産の賃貸に係る事務や他の土地の所有権移転登記手続を任せられていた甲が,Xから交付を受けた当該不動産の登記済証,印鑑登録証明書等を利用して当該不動産につき甲への不実の所有権移転登記を了し […]

 民法94条2項の類推適用(最判S45.9.22)

 未登記の建物の所有者甲が、乙にその所有権を移転する意思がないのに、乙の承諾を得て、右建物について乙名義の所有権保存登記を経由したときは、民法第九四条第二項を類推適用して、甲は、乙が右建物の所有権を取得しなかつたことをも […]